回避可能な死の国際啓発デー

 回避可能な死のネットワーク(Avoidable Deaths Network (ADN))は、災害や事故などによる回避可能な死を減少させるために関西大学と英国のレスター大学の研究者が2019年3月に立ち上げた国際的な研究・実践のためのネットワークです。
 この度、回避可能な死を一層減少させるために、毎年3月12日を「回避可能な死の国際啓発デー」とする国際的なキャンペーンを開始することになりました。その初年となる2023年は、立ち上げのイベントを泉大津市において開催いたします。世界各国のADNの関係者約10名が泉大津市を訪問します。
 泉大津市では、南海トラフ巨大地震津波によって、避難意識が低い場合には約2000人が犠牲になると想定されていますが、避難意識が高い場合は、津波によって誰も犠牲にならないとも想定されています。この想定される2000人という犠牲者は、まさに「回避可能な死」と言えます。こうした「回避可能な死」を減少させるための泉大津での取り組みに学ぶために立ち上げイベントを泉大津市において開催することといたしました。
 立ち上げイベントではさまざまな回避可能な死を減少させるための各国の取り組みをご紹介いたします。泉大津市立浜小学校の児童らも、津波による回避可能な死を減少させるための防災学習の取り組みについて報告します。
 お一人でも多くのみなさまに御参加いただき、ともに「回避可能な死」の減少方策について考える機会とできますと幸いです。
 なお、当日は日本語と英語の同時通訳をご用意しています。

プログラムの詳細は末尾をご覧ください。チラシ(PDF)もダウンロードいただけます。

主催
回避可能な死のネットワーク(Avoidable Deaths Network (ADN))
関西大学社会安全学部
レスター大学

日時
2023年3月13日(月)12時45分~17時15分
(開場12時)

場所
テクスピア大阪 4階402会議室
(〒595-0025 大阪府泉大津市旭町22-45)

事前申込み
入場無料・入退出自由ですが、通訳機材の関係で、事前の申込みが必要です。
こちらからお申し込みください。

プログラム